性格診断#17 頭のいい人の見抜き方

誰もが頭がよく有能な人と知り合って友達になったり、一緒に仕事をしていきたいと思ったりしないだろう。誰もが求める頭のいい人はある性格の特徴を持っていることが明らかになっている。今回はビッグ5の観点から頭のいい人の特徴を解説する。

・ビッグ5とは?

ビッグ5とは協調性、外向性、開放性、誠実性、神経症的傾向の5つの要素を持ち、それぞれの要素で高い低いを組み合わせることで人間の性格を分類する科学的に最も信憑性が高い性格分析である。

・頭のいい人の特徴

今回のテーマの本題、頭のいい人はビッグ5の中で開放性が高いという特徴がある。開放性が高い人はIQが高く創造性も高い。また知的好奇心や想像力、客観性。感情の豊かさ、クリティカルシンキングなども開放性の高さと関連がある。これらの開放性の高い人は頭のいい人と言っていい。

・頭が良い人の行動

次に頭がいい人、開放性が高い人が取りがちな行動について解説する。

次の7つに当てはまる行動が多い人ほど頭がいい人である。

①新しい解決策を考えるのが好き

→1つの方法で解決するのではなく、他の方法を模索したり、創造性を発揮して別の角度から解決策を考えたりするのが好きである。

②抽象的な思考(もし○○なら)

→もしあの時別の選択をしていたら今どうなっていただろう?や、もし動物になれるなら何になるだろう?などもし〇〇ならどうするだろうといった抽象的な思考をすることを好み、頻繁にそういった行動をとる。

③読書が好き

→仕事や勉強のために読書するのではなく、自分の知らない知識や世界を知るために読書をする。知的好奇心が満たされることに満足する。

④絵を描くのが好き

→創造力が高いため絵を描くことも好む。自分の中にある世界を表現することを好む。

⑤映画が好き

→小説や映画は自分が体験できないことを擬似的に体験できるため、創造性が刺激されることが好きな開放性の高い人はよく時間を費やす。

⑥ダンスも好き

→ダンスやスポーツなど体を動かすことも好き。

⑦楽器を弾くのも好き

→楽器や音楽など感情的な体験も好む。

・開放性が高い人の注意点

メリットしかない開放性が高い人にデメリットはないのだろうか?実は開放性が高い人は感受性が高くうつになりやすい傾向がある。感受性が高いため、普通の人では気づかない点に気づくことができるのはメリットであるが、逆に普通の人が気づかないマイナスな面にも気づいてしまう。ポジティブなことよりネガティブなことを過大に受け取ってしまうネガティビティバイアスが人間にはあるため、ネガティブに飲み込まれてしまうとうつになる可能性がある。

対策は外向性や誠実性を鍛えることだ。外向性や誠実性が高い人はうつになりにくいことが明らかになっている。つまり感受性が強くネガティブになりそうな時は1人でいるよりも積極的に友達や家族などと一緒に過ごすことが大切である。また誠実性を鍛えネガティブになりそうな時こそ意識して普段通りの生活を過ごすことが大切である。普段通りの生活を過ごすことでいつしか不安やネガティブが過ぎ去っているのである。

・まとめ

今回は頭のいい人の見抜き方について解説を行った。開放性が高い人は頭のいい傾向がある。開放性が高い人がとる行動を理解し、周りの人で頭のいい人を見抜いてみてはどうだろうか。

 

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