性格診断#19 スポーツの世界で超一流と言われる人はどのような性格を持っているのか?

日本のスポーツ界から世界に羽ばたき、海外のチームで活躍している選手は多くいる。野球では大谷翔平ダルビッシュ有、サッカーでは三笘薫、久保建英、バスケットボールでは八村塁、渡邊雄太など数えきれない。そんな世界で活躍し続けられる一流のスポーツ選手はどういった性格を持っているのか?今回は一流選手が持つ性格特性について解説する。

・ビッグ5について

今回もビッグ5を中心にスポーツ選手の性格を分析していく。ビッグ5は協調性、外向性、開放性、誠実性、神経症的傾向の5つの要素を持ち、それぞれの要素で高い低いを組み合わせることで人間の性格を分類する科学的に最も信憑性が高い性格分析である。

性格分析のビッグ5について知りたい方は以下の記事に詳しく説明している。

性格診断#1 本当の自分が知れるビッグ5性格診断とは? - snature’s diary

・スポーツ選手が持つ性格

2021年ポーランドで行われた研究でスポーツ選手とその中でも特に成績の高いチャンピオンになる人の性格を比べた研究によると、チャンピオンになる人が持っている性格が明らかになった。チャンピオンはそれ以外のスポーツ選手と比べると、神経症的傾向が低く、外向性、開放性、協調性、誠実性が高い傾向があった。その中でも特に神経症的傾向が顕著で、スポーツの世界でチャンピオンになる人は神経症的傾向が非常に低い傾向があった。つまり神経症的傾向が低ければ低いほど一流である可能性は高いのである。神経症的傾向の低さは一流のスポーツ選手であるかどうかの性格的要因である。

神経症的傾向の側面

チャンピオンは神経症的傾向が非常に低いという特徴を持っていることが明らかになった。神経症的傾向が低い人は感情的に安定しており、穏やかでリラックスし、不安、緊張、イライラを感じることなくストレスに対処することができる。さらに神経症的傾向は6つの要素に分類でき、「怒り、不安、憂鬱、利己的、自意識過剰、傷つきやすさ」である。神経症的傾向が低い人は練習中も試合中も怒りや不安、憂鬱といった感情に飲み込まれることなく自分のパフォーマンスを上げることに集中できる。また一流の人は周囲から注目されることも多くあるが、周囲からの声に過度に影響されることもない。これらの要素が低いことによって競技前、競技中のパフォーマンスやモチベーションにプラスの影響がある。自意識過剰になることもなく、謙虚に競技に取り組むことができる。これは全て神経症的傾向が低い人に当てはまる傾向だ。

・まとめ

今回はスポーツで一流の人とその他の人の性格的な違いを明らかにした。一流とそれ以外の人を分けるものとして神経症的傾向が関わっていることがわかった。神経症的傾向が低いほど一流である可能性が高かった。これらの性格が海外の舞台での活躍や高いパフォーマンスにつながっているのである。

 

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