性格診断#10 誠実性を構成する6つのカテゴリーとは?
ビッグ5は協調性、外向性、開放性、誠実性、神経症的傾向の5つの要素を持ち、それぞれの要素で高い低いを組み合わせることで人間の性格を分類する科学的に最も信憑性が高い性格分析である。
誠実性が高い人は計画性が高く物事にコツコツ取り組むことができる。決められたルールをしっかり守り、自分自身をコントロールすることが得意である。
誠実性はビッグ5の中の1つのカテゴリーであるが、さらに詳細に誠実性を分類すると6つのカテゴリーに分けることができる。誠実性についてより深く診断したい場合は参考にしてほしい。
【達成努力、注意深さ、忠実さ、秩序性、自制力、自己効力感】
・達成努力
高い人:意欲的→自分に高い目標を設定し、その達成のために 真剣に取り組む。
低い人:満足→自分の達成したレベルに満足しており、野心的な目標を設定する必要を感じない。
・注意深さ
高い人:慎重→決断する前に注意深く考え抜く。
低い人:大胆→決断に慎重で時間を費やすより、すぐに実行する。
・忠実さ
高い人:従順→規則や義務が不都合であってもまじめに守る。
低い人:気楽→規則や義務は無視して、やりたいことをやる。
・秩序性
高い人:組織的→生活の中で組織構造の必要性を強く感じる。
低い人:非組織的→日常生活で組織のために時間を多く取らない。
・自制力
高い人:持続→きついことにも立ち向かってあきらめない。
低い人:中断→長期間、むずかしいことを続けられない。
・自己効力感
高い人:自信がある→取り組んだことには成功できると感じる。
低い人:自信がない→自分の目標達成能力を疑うことが多い。
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